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小学校受験に失敗しないために!!
〜家庭学習の落とし穴とは〜
うちの子がカンニングなんて!?
「カンニング?」うちの子はそんなこと絶対にしません」
家庭学習を推奨しているサイトでこんなことを書くのも変な話ですね。 受験はまだ先の方という方もいらっしゃると思いますが、小学校受験が近づいてきた時に慌てないために、今お話しておきたいと思います。それは、カンニングについてです。
「とんでもない。うちの子はカンニングなんて絶対にしない」そうおっしゃる方がほとんどでしょう。だいいち、まだ純粋な幼稚園児がそんな姑息な手段を知っているわけがないと。
家庭学習だけで受験勉強をやってきたきたお子さんは、他人と一緒にテストを受ける経験がありません。
幼稚園と同じ感覚で、テスト中に、つい隣の子に話しかけてしまったりします。
自分が早く解き終わると、周りのお子さんの動きが気になってきます。見るとはなしに隣のお子さんの答えが見えてしまったりします。 自分の答案と隣の答えが違うと、不安になります。反対側のお子さんの答えも確かめたくなります、そっと見てみます。やっぱり自分の答えと違う・・・。
お子さんはしばらく考えてから、そっと書き直してしまうかもしれません。
これ、立会いの先生の目からは立派な「カンニング」です。
でも、お子さんには「カンニングは悪いこと」という認識はありません。 カンニングの意味すら知りません。ご家庭でカンニングを想定したこともなかったし、そんなことするわけがないと思われていたからです。
中には、悪いと知っていても隣が気になるらしく、流し目で見ようとするお子さんもいますが(大学生などと違って、お子さんが流し目で見ようとすると傍目には、漫画に描くようなはっきりした流し目になっています)・・・。
入学試験の試験官はカンニングには特に厳しくチェックの目を向けています。 その場で注意されることもあれば、そっと、メモにチェックを入れることもあります。入試の結果は、いくら点が取れていたとしても・・・・。
こんな事態を招かないようにするには、お受験塾や幼児教育で実施している、短期講習を受講することや、模擬試験を受けることで解決できそうです。
ところが、ここにまた落とし穴が。短期講習を実施する塾や教室によっては、新規入塾生を増やしたいがために、カンニングがあっても、見てみぬふりを決め込んだりするところがあるようです。また、生徒が多すぎて、そこまで目が行き届かないところもあるようです。
悪質な所になると、模擬試験においても、自分の塾・教室のランクを少しでも上げたいがために、テスト中に講師が間違いをそっと教えるなどというところもあるようです。
塾の講師自らがカンニングを助長する!?
これでは一体”誰のため””何のため”のお勉強なのかわからなくなってしまいます。お子さんは塾全体の偏差値平均を上げるために通わせている訳ではもちろんありませんね。本末転倒も甚だしいと言わざるをえません。
最もおそろしいのが、お子さん自身が「競争社会では不正は当たり前」と覚えてしまうことです。
実際に小学校受験では、カンニングが発生しているのです。
ペーパー試験はよくできたはずなのに、なぜか落ちてしまった。というお子さんがたくさんいらっしゃるのをご存知でしょう? そのうちの何パーセントかは・・・・。もちろんカンニングを厳しく咎めてくれる優良な塾・教室もたくさんありますから、そこに通わせたことのある先輩諸氏に聞くなどして、評判の良い学習塾を慎重に選ぶようにしましょう。
一番大切なのは、ご家庭で「カンニングは悪いこと」ということをお子さんにしっかり理解させておくことです。
「悪いことは悪い」としっかり教えることです。お子さんが落とし穴にはまるのを予防しなければなりません。実力がしっかりついていて、自分の解答に自信が持てたらカンニングの不安はなくなります。
落とし穴も、そこにそれがあることを知っていて、どんな種類のものかわかっていれば全然こわくありませんね。
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