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exzam
小学校受験に失敗しないために!!
〜どうお勉強すれば
よいでしょう〜
その4
数のプラクティス(中)
イグザム・メソッド3
視覚的に身につける数の概念
”数の組合せ”あえて足し算とは言いません
足し算を覚えることではありません。今度は数の組合せて10までがイメージできるようにすることです。”パッと見て”10までわかるようになったら、”数の組み合わせと同じやり方で、みかんを使って、”10個”をひとまとめで見せるのではなく、ひとつの入れ物の中に、例えば下のイラストのように”7個と3個”、あるいは”6個と4個”という組合せにして見せるのです。お子さんはこれを見て「7と3で10」、「6と4で10」と言って答えます。
「7と3で10」
「6と4で10」
こうしてイメージに定着させていきます。
繰り返し何度も行なうことで、頭の中でイメージできるようになります。
「7と3で10」という言葉と頭の中の画像がシンクロすることになります。
”九九”のように言葉だけで覚えるのではなく、イメージを育むことが大切です。
とりあえずは合わせて”10”までの組み合わせが全部イメージできるようになりましょう。2日でひとつの数字を覚えるペースでいいでしょう。
2 「1と1」
3 「1と2」
4 「1と3」「2と2」
5 「1と4」「2と3」
6 「1と5」「2と4」「3と3」
7 「1と6」「2と5」「3と4」
8 「1と7」「2と6」「3と5」「4と4」
9 「1と9」「2と7」「3と6」「4と5」
10 「1と9」「2と8」「3と7」「4と6」「5と5」
全部で25のイメージ。これだけです。頭の中に浮かぶ画像イメージで覚えるので「3と6」を「6と3」と読み替えて覚える必要はありません。
全部覚えると言っても、意外と多くはないのです。
ミカンで覚えたらもう少し小さな他のものでもやってみましょう。
全部マスターしたら、”10”と”10”で合わせて20までをイメージできるようになりましょう。ある程度進めていくうちにイメージする力がついてきて、学習速度がぐんぐん上がると同時に、実際に見せなくてもイメージの世界だけで答えることができるようになってきます。算盤の暗算と同じです。そのときは、「7と6では」言葉で投げかけるだけでお子さんは頭の中でそれをイメージして答えることができるようになってきます。
つまり”数の組み合わせ”のメソッドは”10+10”までを暗算できる、頭の中の”特殊な算盤”と言い換えることができるかもしれません。
あくまで遊びとして実践することをお忘れなく。お子さんは”苦行”と感じたらもう2度とやりたがらないでしょう。
”数の組み合わせ”もイメージすることが重要なポイントです。符丁や語呂あわせで覚えるのではなく、数の組み合わせが”画像として”パッと見てわかる数”の延長線上にあると考えてください。
”パッと見てわかる数””数の組み合わせ”この2つを日常の遊び”として繰り返し実践することで”イメージする力”が強化され、算数脳が飛躍的に発達します。
この遊び(トレーニング)をしたあとで数の問題を解いてみましょう。”今までとは格段に解答速度が違っている”ことに気づかれるでしょう。
周囲を圧倒する学力差はここから生まれます
”数の組み合わせ”は足し算として”考える”のではなく、”わかる”ようになることを前提にしています。「知っている」と言い換えてもいいかもしれません。この程度までの数についてはいちいち頭を使わなくても”ひらめく・わかる”ようになることが望ましいと考えています。現在の小学校教育では”九九”は覚えさせるのにその前段の”足し算”は覚えさせようとしていません。9までの数の掛け算はすぐに答えることができるお子さんが繰り上がりのある足し算だと答えるのにその倍近く要するようでは「どこか変だぞ」と感じずにはおられません。
小学校で教えない以上、それ以前に覚えておくしかないのです。
『”数の組み合わせ”が苦もなく当たり前のようにひらめくようになる』ここまで到達できれば小学校では算数が間違いなく得意分野になります。はやりの「百マス計算」などでも周囲に圧倒的に差をつけることができるでしょう。小学校入学時点で算数で他を圧倒する学力を持っていれば、その先の中学受験に向けても優位性を保ことができるでしょう。
数の組み合わせをマスターしておくと、"繰り上がりのある足し算”を覚える時に理解がスムーズに行なうことができます。
※イグザムメソッドは学習塾など、多数を対象にした学習には適していません。家庭教育だからこそ、お子さんの理解度合いを確かめながら、お子さんに最も適した速度で学習を深めることができるのです。
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